◆ リサーチフェイズ:シーン10 ◆ 「役作り、綱渡り」


 Scene Player ―― 瀬戸 ハヤテ

 Scene Card ―― ハイランダー(逆位置)



倉庫に残ったハヤテは、情報収集のためのシーンを宣言。


エルシー:「……ということなんです」と、さっき調べた【エルシーについて】の内容を身の上話的に。「お店には、あとで連絡をしておかないと……」

伊達監督:エルシーの後ろで“父親のことを訊け”と書いた紙を持ち上げてます。

RL:カンペ!!!w

瀬戸ハヤテ:(でもこれハリーって父親さんのこと知ってるていじゃないの!?)

永倉P:ハリーが独立した後の事とかなら!

瀬戸(ハリー):そっか!『……独立してからこちら、訪ねることができなかったが――』

エルシー:「それじゃ、もしかして、ハリーさんはご存知ない、でしょうか…… 父は」

RL:と、話すかどうかを判定どうぞ。

瀬戸ハヤテ:〈社会:N◎VA〉〈運動〉。ハートの4で達成値18。


【エルシーの父親】

〈社会:ストリート、N.I.K.〉〈コネ:エルシー〉

09:
NIK所属の探偵だった。
名前はアイザック・カーンズ。

11:
4年前、彼に説得された演技(ふり)をして近づいた犯人に刺されて死亡。

13:
息の合った【相棒】がおり、ふたりで動いていたことが仕事の確かさに繋がっていた。
危険な仕事に極力娘を関わらせまいとしていたせいで、相棒とエルシーに直接の面識はない。


瀬戸ハヤテ:よかった!w

RL:顔も知らない。名前も知らない。大丈夫バレない。【エルシーの父の相棒】のキーワードをどうぞ。

瀬戸(ハリー):『……そういえば、君と顔を合わせるのはこれが初めてだったんだな』

エルシー:「はい。ずっと、お話したいと思ってました。父から、お噂はかねがね」

瀬戸(ハリー):『どんなふうに話されていたことやら』

エルシー:「ふふっ。すごく…… シャイだけど、信頼出来る奴だ、って」

伊達監督:「くぅ、なんていいタメでいい演技なんだ!」

瀬戸(ハリー):特に何も言わずに帽子を深く被る演技をしながら、「(どうしよっかなこれ……!!)」

ALL:(笑)

伊達監督:「いいよ瀬戸ちゃん、シャイな演技!」

永倉P:そうか!?w

瀬戸(ハリー):『明日にでも、花を上げに行かせて貰うよ』

エルシー:「ご覧に、なりますか? ちょうど、この近くです」

RL:ちょうど【エルシーの父親】の情報をオープンすると発生するイベントがあるので、次のシーンがそれになります。



★舞台裏

永倉プロデューサーが【追ってくる男たち】の情報収集判定に成功。

【追ってくる男たち】

〈社会:ストリート、警察〉

09:
ふたりの男と、彼らに率いられたレッガーの群れ。
エルシーという目撃者を消す目的で動いているのは間違いないようだ。

12:
レッガー◎の方は、血なまぐさい仕事を多くこなしているフリーランスの【ウェストワード】という男。
カゲ◎の方は【ジョシュ】と呼ばれている。

14:
動き方を見るに、あまり公衆に顔を晒したくないようだ。もしまた襲われた場合、逃走ルートさえ選べばうまく逃げきることも可能だろう。
FSシート「人混みのチェイスシーン」を得る。リサーチフェイズ内でカット進行が宣言された場合、そのまま戦闘を行うか、このシートの使用を宣言してFS判定で逃げ切るかを選ぶことができる。


RL:プロデューサーはFSシートを入手します。戦闘か、逃走かの選択権を得たことになります。

伊達監督:面白いな。

永倉P:監督がどっちの画を撮りたいかだね。

伊達監督:そっちが撮りたい。格闘を撮った、カーチェイスを撮った。次は人混みを走るシーンだろ。

永倉P:ヒロインの手を引いてな。

伊達監督:そうそう!

RL:おおっ。