◆ Middle 05 ◆  「とけいのなかの」


 Scene Player ―― “光芒一閃”相浦 あとり



GM : では、あとりのシーンです。……どうやって調べる? まずは連絡?

あとり : うん。

GM : では、電話かけてるところから始めようか。侵蝕率上げつつ。

あとり : (ダイスを振る)……3。

FZ : おーー、落ち着いた!

高原 : やったー!



 あとり、ここしばらく9とか出していました。



FZ : ……なに 安心しきってんだ 俺ら。

あとり : 次で10くらい上がるから。

GM : 言うと上がるからやめなさい!


GM : 鞠の電話は、留守番電話に切り替わってしまっている。

あとり : 「au おるすばんサービスです」

GM : au健在か。

FZ : 「FH おるすばんサービスです」

高原 : ファルスハーツだこれ!

GM : やばい! ない! それはない! ……「ピーッという音の後に、お名前とご用件をお入れください」ぴー。


あとり : 「……相浦です。仕事上、非常に重要な話が出てきてしまいました。これを聞いたらすぐ、連絡ください。私たちの……未来に関わる話です。――待ってます」


あとり : …ぷち。

GM : OK。

あとり : 「……どうしよう」

FZ : じゃあ、そこに電話を入れようかな。調査が終わってからのほうがいい?

GM : どうだろ、……あとりは、今は電話待ちしちゃうかな?

あとり : うん……

GM : じゃあ、電話してあげて。登場ね?

FZ : うん。事態は止まらない! そやー!(侵蝕率ダイスを振る)

GM : フェイタルゾーーン!

高原 : たったの9!

GM : ……今調べたやつでちょっとびっくりしたんだね。きっとね。

FZ : うん。

GM : では、あとり。おっ、電話が来た! と思ったら!

高原 : ぷるるるるる!

あとり : 「あっ……(さっと携帯を取り出して発信者欄を見る) ……ちがった。」で、でもまあ、「(ボタンを押して耳に当てる)はい」

FZ : 「私だ!(えらそう)」

あとり : 「はい」

FZ : 「どうだ」

あとり : 「連絡はつきませんでした。留守番電話に内容は残してあります」

FZ : 「(バン)甘っちょろいことをぬかすな!」

あとり : 「!?」

FZ : 「必死に探せ!」

あとり : 「はい?」

FZ : 「今からその根拠をメールで送ってやる」

あとり : 「はい」

FZ : 「そしたらまたすぐ電話するぞ!」

あとり : 「はい」

FZ : 「シーンから退場しちゃうから!」

GM : うん、うん、メール送る一瞬くらいなら、登場しっぱなしでいいよ(笑)

FZ : じゃあ、さっきの画像をメールで送る。みー!

GM : では…警備カメラが元らしい粗い画像、帽子にコートの怪しい人物と、後ろ姿だけれどもそれに会って何かを話している、鞠。

あとり : 「……はい」

FZ : 「危機感を持て!」(笑)

あとり : 「この男の素性は?」

FZ : 「これから調べる」

あとり : 「……わかりました」

FZ : 「何かしらの情報が漏れている可能性があると言うことだ。さっき私が言っただろう。宮永洋平が、既に“人魚の鉄姫(メタルマーメイド)”に治療薬のことを話しているかもしれな」

あとり : 「じゃあ、まずそっちを洗わないと!」

FZ : 「あ」

あとり : 「そっちはどうしたんですか」

FZ : 「もっともなことを言う」

あとり : 「そっち」

FZ : 「うん」

あとり : 「お願いします」

FZ : 「じゃ、また」

あとり : 「はい」



 ふたり、電話を切る。



FZ : おこられた……

GM : おこられた。

FZ : 得意げに電話したら怒られた…

GM : (笑)

あとり : どうしようかな。鞠のことを全力で調べたいんだけれども。

高原 : 〈知覚〉。

FZ : 知覚!?

GM : 目視の範囲!?

あとり : え、えーーと!

GM : 内部の情報を当たるなら、〈情報:UGN〉でいいよ。

あとり : ごごごぎょぎょ。(考える音)アイテムで[コネ : UGN幹部]があるんだけど、どんな効果があったかな?

高原 : 情報収集のダイスが5個増える。

FZ : 2個だ!

GM : うそ教えた!?

あとり : プラス2個します(笑)社会が1、コネで2個、侵蝕率ボーナスが入って4個。どーん! ……8。

GM : OK。


【内海 鞠について】

 ● UGNチルドレン。6歳のときに、妹と共に保護された。

 ● 物静かで真面目だが、やや引っ込み思案の気あり。

 ● (指導者向けの情報)日常に強く憧れを持ち、潜入任務の後などは塞ぎ込みがちなので、

   そういう時期には適宜カウンセリング等を受けさせることが望ましい。

 ● (研究員たちの噂から)宮永先生と多少親しいらしい。

 ● (現在位置について)市内に姿がないようだ。


あとり : (メモ)

GM : 買い物とかはいい?

あとり : 出たらラッキーくらいで振ってみるのがいいよね。

GM : なに買う、なに買う。

あとり : とにかく下がらなくていっぱい上がるやつ。

FZ : マンチ脳! マンチ脳!(笑)

GM : “マンチキンたちは大喜び!”(笑)

あとり : ええとええと……では、[UGNボディアーマー]を買ってみる。出たらもうけもん。

GM : やってみ、やってみ。

あとり : (ダイスを持って)出ないと思うけどね。

GM : 社会性ないもんね。

あとり : あ、出た。……買えちゃった。ご、ごめんね。[手配師]使ってる横でごめんね。

FZ : いやいやいや、買えたほうがいいよ!

GM : それじゃ、さっき知り合いのUGN幹部さんに連絡したときに、がんばってねということで手を回してもらいました。

あとり : 手厚すぎませんか。大丈夫ですか。

GM : あなたは期待されてるんだというプレッシャーを受けるといいよ。

あとり : えう。……ボディアーマーは[所持品]に入れます。今の装備は[強化服]。

GM : よし。ではシーン終了です。