◆ 第1サイクル・シーン1 ◆  「頼むぞ難きうたたねの」


 Scene Player ―― NPC(庶務:諸星 真琴)



GM : 今回は学校なので、学校シーン表を使います。

秘野森 : GM、「エニグマ」の【偽装】は。

GM : 今回はね、最初は公開しません。あとで公開するタイミングがあります。

秘野森 : ほー、ほ。了解です……あれ、じゃ、「エニグマ」の効果も最初は発揮されてない?

GM : そう。発揮されてない。公開された瞬間に発揮し始める。

ユヤ : なるほど。




GM : では参ります。動くキャラクターは諸星真琴。ドラマシーンで、学校シーン表の……10。「校舎と校舎を繋ぐ渡り廊下」

龍之助 : おー、学校だ。

GM : 渡り廊下の飾り付けに、生徒たちが右往左往しています。

龍之助 : きっと、窓ガラスに大きい文字を書いた紙とかを外側向けて一文字ずつ貼り付けてる。

ユヤ : 「第」「8」「9」「回」「文」「化」「祭」

GM : 真琴はため息をつきながら「全く……どうせ2日3日で壊しちゃうものにどうしてこんなに情熱を傾けられるのかしらね」と周囲を見渡します。

シオリ : (生徒)「よいしょ、よいしょ」

龍之助 : 「文」「祭」「化」

秘野森 : 間違えてる!

GM(真琴) : 「さて、と……気になることは調べておかないとね。この厄介な状況を……」

ユヤ : お、お。

GM : 調べる相手はですね、生徒会長、君だ。

ユヤ : おおっ。

GM : ある特技を使って……6。成功。

秘野森 : ふむ。

GM : で、ランダムに決めなきゃいけないんだよね。1〜3が【パーソナル秘密】、4〜6は【秘密】としよう。……5。

シオリ : 【秘密】。

GM : じゃ、秘野森会長の【秘密】をそっと貰って……GMはこっちで(ハンドアウトを)見られるから、このまま進めるね。闇から闇に諸星真琴は消えていくのでありました。



 (このリプレイ上では、【秘密】は「PCの誰かが」入手した時点で掲載します)