◆ 第1サイクル・シーン2 ◆  「わが面影にはづる身なれば」


 Scene Player ―― 会計:三好死織



GM : 誰から行く?

秘野森 : 最初はGMの左隣でいいんじゃないかな。

ユヤ : やりたいこともまだ絞れてないし、ゆっくりゆっくり。

シオリ : じゃあ、私から。ドラマシーン……(学校シーン表)8。

GM : 「学食のカフェテリア。生徒たちがまばらに席につき、思い思いに談笑している」

シオリ : ふむふむ。

GM : 「きつねうどん1つ!」とか言ってるんだろうな。

龍之助 : (学食のおばちゃん)「160円!」

ユヤ : (生徒)「何だと!!」

龍之助 : (学食のおばちゃん)「いや、お金!」

GM : 登場人物とか時間とかを選んでいいよ。

シオリ : どうしようかな。

GM : NPCに対しても登場要請できるからね。【感情】を結ぶ場合以外は、本人が出ていなくても調べられるけど。

秘野森 : 【告白】を重視するなら、とりあえず自分が書いた人相手に【感情】を結んでおくと後から何とかしやすいかもしれない。

シオリ : ……とりあえず、水波カオルの【秘密】を調べる。

GM : お! 分かりました。登場人物は自分ひとりで構わない?

シオリ : うん。特技は《瞳術》で。こう、携帯を見ながら瓶底メガネをチラッとずらす。……8。成功です。

GM : お。では、どっちの秘密が分かるか。

シオリ : 6。

秘野森 : 普通の【秘密】。

GMよし、はいっ。


【秘密】補佐官(NPC):水波 カオル
「実はあなたは、ラノベやマンガが大好きだ。そんな物語に登場する楽しげで幸せそうな主人公たちにものすごく憧れている。自分でも、そんな楽しい時間を過ごそうと思い、仲間を集めて同好会を作った」


シオリ : ……ふーん。ふふーん。

ユヤ : なんだ、なんだ。

シオリ : 秘密を見た瞬間に、苦々しいような……複雑な表情を浮かべて、またメガネを戻す。

秘野森 : なんだろう。

シオリ : いや、なんか……あんまりたいしたことが(笑)あれえ、そっか……?

龍之助 : (学食のおばちゃん)「はい、コーヒーおまちどおさま!」

シオリ : 「……どうも。」と携帯を眺めながら受け取って、「――あつッ」

ユヤ : あはは(笑)

龍之助 : か、かわっ……!