◆ 第2サイクル・シーン3 ◆  「たのまぬ中にゆく月日」


 Scene Player ―― 会計:三好 死織



シオリ : 私先にやらせて欲しいな。ドラマシーンで……12。

GM : プール。

シオリ : また釣り部だ!(笑)

龍之助 : 場面までちゃんとループしておる……!

秘野森 : また釣り部が板を渡して、鮎を放流して。

GM : (釣り部員)「おーい、そろそろ竿用意してくれ!」「分かりました、先輩!」……と、同じことが繰り返されるわけだな。

ユヤ : 怖いわー……

シオリ : ユヤちゃん、登場お願いしたいんだ。

ユヤ : はいっ。

シオリ : じゃ、さっきと同じ話をして。「……あそこの板、誰が許可出したの」

ユヤ : 「んっとねえ……アタシ賛成しちゃった、面白そうだったから」

シオリ : 「いい、んだけど。あれ、割ったらコストが」

ユヤ : 「……同じ事をね、陸奥先輩と話した気がするの」

シオリ : 「……。もう、見に来てた?」

ユヤ : 「うん」

シオリ : 「昨日?」

ユヤ : 「そう」

シオリ : 「板、持ってきたのは9月の30日みたいなんだけど」

ユヤ : 「そうだっけ?」

シオリ : 「納品書には、そう書かれてる」

ユヤ : 「そ、そっか! じゃ、アタシの記憶違いだよ!」

シオリ : 「いい、よ。……みんな、分かってる」



 最年少とは思えない、落ち着いた声でシオリは告げた。


ユヤ : 「……でも、シオリちゃん」

シオリ : 「天波先輩は、私のこと知ってる」

ユヤ : 「まあね。アタシにやっとできた可愛い後輩だからね」

シオリ : 「……」

ユヤ : 「あの2人にこき使われる日々……!!」

秘野森龍之助 : (笑)

シオリ : 「色々、教えてほしい」

ユヤ : 「あらっ。やっぱりラブは気になるわよね!」

シオリ : 「……そ。そういうわけじゃない」

ユヤ : 「照れちゃってー」

シオリ : 「知りたいのは、1人のことだけだ」

ユヤ : 「……可愛いなア、シオリちゃんは!」




GM : 感情判定?

シオリ : そう。特技……どうしよう、私ろくなの持ってない!(笑)

GM : 《傀儡術》?

ユヤ : アタシアナタノトモダチダヨ。

シオリ : (笑)《仕込み》で。……成功です。

ユヤ : 6。……「狂信」!? 「大丈夫、アタシは恋する乙女の味方よ!」

シオリ : 4。「忠誠」にします。

龍之助 : そっちももっと百合百合しろよー。

秘野森 : しろよー。

ユヤ : うるせえ! 巻き込むな!(笑)