Scene Player ―― 生徒会長:秘野森 匿太郎
秘野森 : ドラマシーン行く。シーン表……4!
GM : 「体育館」。
秘野森 : 誰か手伝ってくれる人。
ユヤ : 君に感情修正つけられるのは副会長だ。
龍之助 : え、俺出すぎじゃね?
シオリ : 私はこの後のシーンで会長と話すつもりだから大丈夫だよ!
秘野森 : こっちからシオリにやってみたいことも、じゃあそのシーンでやったほうが面白そうだ。
シオリ : こっちはカオルと接触たくさんしすぎなんだよね。
龍之助 : PC1らしいムーブ! あってる、だいじょぶ!
ユヤ : うんうん。ちゃんとヒロイン担当。
秘野森 : じゃ、頼む。
龍之助 : 分かった。
秘野森 : 体育館では、きっと生徒たちが椅子をたくさん並べていて、演目書くあの看板みたいなの作ったりしてて。
ユヤ : メクリか。
龍之助 : じゃあそこへ後ろから……いや、体育館ならキャットウォークに現れようかな。
ユヤ : 上から。
龍之助 : (キャットウォークの手すりに肘を乗せて乗り出して)「どうだー?」
秘野森 : 「順調だ。至って順調だ。全くもって滞りはない。一部問題も生じているが、それも予定通りだ」
龍之助 : 「うん」
秘野森 : 「予定通り。……昨日一昨日とまったく変わらない」
龍之助 : 「……」
秘野森 : 「こうやって、同じ日々が続いていく。変わらぬ9月30日が続き、その度に……誰かがほくそ笑んでいる。これで自分の思い通りだと。これでいつまでもこの時間が続くのだと」
龍之助 : 「……。その認識も無いかもな」
秘野森 : 「?」
龍之助 : 「一回きりだから、楽しい。だろ? だから、本当に楽しむ気の奴なら、きっとそうしてる。いつでも一回きりの最高の日だと思えるように」
秘野森 : 「自分自身すら欺いている……そうか。確かに」
龍之助 : 「ああ」
秘野森 : 「ならば尚のことだ。自分のしでかしたことは忘れ、ただただ己の楽しみのためにこの学校を狂わせているならば、尚のこと」
龍之助 : 「……。早いところ片付けような。『奴』を」
秘野森 : 「そうしよう。同じことを、同じ失敗を何度も何度も繰り返させられるわけにはいかん。……少し、直に指示を出してこよう」
龍之助 : 「いってらっしゃーい(ひらひらと手を振る)」愛情ファイト。感情修正!
秘野森 : ありがと。エニグマの破壊を行います。対象は『明鏡止水』。《用兵術》から《意気》の代用をして、……スペシャル。
GM : どーん!
ユヤ : 何か回復する?
秘野森 : 何も減ってない。
龍之助 : キャラシートから欠けている忍法一覧が復活します。
秘野森 : やめて!?(笑) ……『明鏡止水』、ボスが来るべき時に備えて心を研ぎ澄ましているという、その心を乱します。
GM : 乱されちゃった! 了解です!